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2020.04.16
暦年贈与を計画的に行った事で、相続税を大幅に減らしたケース
相続時の状況
(家族構成)
相談者
母 (70代)
息子 (50代)
相談者以外の相続人
なし
(相続財産)
自宅 3000万円
株 3000万円
預貯金 9000万円
相談内容
①相続税がいくらぐらいかかるのか。
②相続税をなるべく減らす方法はあるのか。
当事務所からの提案
①相続税のシミュレーションを作成!
実際に相続が発生した時と同じように資料を集めてもらって、
現段階の財産ではいくらの相続税がかかるのかのシミュレーションを作成致しました。
しきりに相談者の方が仰って下さったのが、母が生きているうちに集めるべき資料等を把握できて良かったという事です。
実際、亡くなった方の預貯金がどこの銀行にあるのか、どの保険に入っているのか等々を相続人が把握しておらず、家をひっくり返して通帳を探しました!や、地域の銀行全てを回ってきました!という方は多くいます。事前に把握しておきたい事柄をお母様が元気なうちに一緒に確認出来たことは、相続税のシミュレーションを作成するよりも大事な事かもしれません。
②贈与税を支払った方が、相続税よりお得!
現状のままだと相続税の税率がとても高く、贈与税を支払っても資産を息子様に贈与した方が節税になるという事が、試算をしてみてわかりました。息子様に贈与する方法も何通りかあり、ご提案をさせて頂きましたが、時間をかけてお話していく中で、こちらのご家族は現金を11年間かけて毎年700万円ずつ贈与していく事になりました。なんと、11年後には2500万円程の節税効果が出る事に!毎年88万円の贈与税がかかるので、それを差し引いても 1500万円の節税効果 になりました。
相続税には3年内贈与も課税対象に加える事になるので、実際の効果がでるのは14年後ですが、お母様がお元気なうちに対策ができてよかったです。
節税対策及び生前対策は時間が年単位でかかってしまう事が少なくありません。
是非一度、ご家族で考えてみてはいかがでしょうか。
その際に専門家の意見や知識が欲しいなと思ったら是非ご相談下さい。
沼津・三島あんしん相続税相談室 初回1時間無料面談を実施中です。
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