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最新の解決事例

2018.01.13

小規模宅地の適応が可能かどうか判断が必要なケース

ご相談者

被相続人の子供(長男)

 

被相続人

相談者の父

 

相続人

配偶者(妻)、子供2人(長男、長女)

 

相続財産額

・自宅1,600万円

・土地1,200万円

・預貯金5,400万円

 

ご相談内容

・相続税の納税がはじめて

・相続税がかかるかどうかわからない

 

ご提案

被相続人が相続人と同居している場合、小規模宅地の適応が可能です

 

小規模宅地等の特例とは、相続税の計算上、被相続人等の自宅や事業用の敷地の評価について、一定の要件のもと高額な減額が認められているものです。

これは、自宅や事業用の敷地に相続税をまともに課したのでは、居住や事業を継続できなくなってしまう恐れがあるためです。

減額の割合(50%・80%)について

小規模宅地等の特例には、自宅の敷地に対するものと事業用地に対するものがあります。

例えば、最も適用件数が多い「被相続人の自宅の敷地」については、下記の事例のように330㎡まで80%減額されます。

【事例】

自宅の敷地が130万円で330の場合

土地の価額 30万円×330㎡=9900万円
小規模宅地等の特例の減額 30万円×80%×330㎡=7920万円
相続税の計算における土地の価額 9900万円-7920万円=1980万円

土地の価額は9900万円のところ、相続税の計算上は1980万円でよい、
というものです。非常に大きな減額です。

小規模宅地等の特例 2つの要件

高額な減額がある小規模宅地等の特例は、
被相続人等の居住用や事業用の宅地等(借地権を含む)
一定の要件に該当するものについてのみ適用が受けられます。

要件は下記の2つです。これらの要件のいずれも満たしていなければ適用は受けられません。 

1. 相続開始直前の利用状況 

2. 取得者であること

相続税の小規模宅地等の特例が受けられる事例

相続税の小規模宅地等の特例が受けられる事例は、下記の通りです。 

・被相続人の自宅の敷地を配偶者または同居の子が取得した場合

・被相続人(1人暮らし)の自宅の敷地を賃貸住宅に暮らしている子が取得した場合

・被相続人の賃貸マンションの敷地を子が取得した場合

・被相続人のお店(金物屋さん)の敷地をお店を継ぐ子が取得した場合

以上の他にも適用される事例はございます。

また、適用できると思ってもいても出来ない場合もございます。

まずは、お気軽にご相談ください!

適用できるかどうかの判断をシミュレーションさせていただきます!

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